いす坐禅のすすめ

九州管区教化センターよりお知らせです。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、外出やイベントの自粛・職場では
テレワークを余儀なくされるなど、今まで例のない事態が続いており、
「コロナ疲れ」といわれるように私たちの生活にも多大な影響が出ています。

この先見えない敵に対する不安をどうすればいいのか?
これはいくら考えても先行きはわからないし、過去を振り返っても現状は変わらない。
私たちは、ただ今やれること、今やらなければならないことをやる以外には
ないのかもしれません。
家にこもってばかりいると、もちろんストレスばかりがたまります。

世間では、イライラが募り、寛容性を失っている人たちも大いに見受けられ、
やさしさを忘れた独りよがりの行動も、残念ながら目につくようになりました。

本来こういう時こそ人間力や精神力が試されると思うのです。
世の中が不安で覆われたこの春、ご自宅にこもり、普段の日常から離れ
何もしないも時間が奇しくも与えられました。
こういう時だからこそ、いつでもどこでも簡単にできる「いす坐禅」を取り入れてほしいのです。

いすに腰掛け、背中と骨盤をしっかりと立てて、まっすぐな姿勢を保ち1分でも3分でもいい、
何も考えないという時間はとても大切です。じっと座りただ己と向き合う。

不安に苛まれた心をきっと穏やかにしてくれることでしょう。

場所や時間を選ばすに気軽にできる「いす坐禅」を今、生活に取り入れていただければ幸いです。
体と心の調和を味わってまいりましょう。

詳しくは曹洞宗ホームページ「いす坐禅のすすめ」をご覧いただきながら
実践いただきますようお願いします。
また、資料請求は九州管区教化センターまでご連絡ください。

一日も早い終息を願うばかりです。

「いす坐禅のすすめ」
あなたの生活に、いつでもどこでも気軽にでき、身体と心の調和を味わう「いす坐禅」を
お勧めします。是非取り入れてみてはいかかでしょうか。

詳しくは曹洞宗ホームページ「いす坐禅のすすめ」をご覧ください。

前の記事

感謝

次の記事

合掌問訊