息のしかたは自分の生き方

皆さんは生きていて喜びを感じていますか?
人や自然、または身の廻りの出来事で愛すること、
愛されていることに満たされていると感じていますか?
私達は今ここに体はあっても意識や心はいろんな感情や考え事へ行き来していますよね。
体が忙しい、時間がないからなどと、心の余裕がないときもありますよね。
今回は呼吸を通して心と体を調え、豊かな暮らしを送る方法をお伝えします。

どうぞお聞きの皆様へ
これからのお時間は「息の仕方をガイド」しますので、皆さんも体感、
イメージしながらお聴き下さい。つまり体験をして頂きながら進めていきます。
それでは椅子や座布団を利用して座ります。正座でも良いです。
そして深いリラックスした腹式呼吸がしやすい姿勢を確認します。
この時、お腹周りがゆるんで、「腰や背中」、「みぞおち」や首に力が入っていない
姿勢をじっくりと探す事がコツです。整いましたら…始めます。
まずは、口を閉じて鼻から力まずに自然な感覚で息を出します。
今度は鼻から息がスゥーッと体に入り「ハラ」つまりオヘソの下、
三寸辺りある「丹田」まで息をおろしていきます。
自分では力を入れない自然体まかせに丹田から息が鼻からゆっーくり、
軽ーく出ていきます。それを皆さまゆっくり繰り返しながらお聴きください。
丹田は古来から日本で伝えられている「エネルギースペースです」
丹田の存在を意識して、そこに息を通して…それから体任せで力まずに息を鼻から出します。
目は閉じても開けたままでも大丈夫。全身の力が抜けていると更に楽になりますよ。
途中、姿勢を変えたりしても大丈夫です。あなたが気持ちいい方を選んでください。

そして短くても5分から10分は試してください。

私達は怒りや心配、喜びもそうですが思考や感情が揺れ動く
時には息も荒くなり呼吸も浅くなります。
また息は、意識とも連動していますので、更にその状態はループして増幅していき、
気がつけば心は苦しくなっています。
対処法として、そのループ上にある息の仕方を変換する事です。
「ハラを据える。ハラを決める。ハラに力を入れる」とは「丹田の事」
坐禅に入る時は息を整えることも必要なプロセスです。
なーんにも考えずに自然な自分らしい呼吸に意識をフォーカスするだけ、
つまりエネルギースペースへ息を通して自分を生きる。
それが「自分自身と向き合う」ということです。
自分の心の灯火(ともしび)を頼りに生きていく。
息の仕方、生き方は自灯明の生き方です。
自灯明とは…
自己の存在感、自己肯定感を認めて、自分の好きなところ、
嫌いなところも認めて許して愛す。ネガティブな感情は手放して、
それを自信につなげて生きていく。心の灯し火を信じて、安心して生きていくということです。
簡単にマスターする事を求めずに、気にかけてこの自灯明のワークを行いましょう!!!
「息の仕方は自分の生き方」
始めは皆さん、意識した息の仕方でしたが、それが体の力が抜けていて、
この呼吸法が自動運転になって来た頃には、皆さんのお心は愛に満たされ美しく光るひとときでしょう。
皆んな幸せに、真実の喜びを感じ、豊かになるライフスタイルの提案をさせて頂きました。

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