8月後半のテレホン法話
コロナ感染が落ち着いたと思いきや、第7波の爆発的感染となりました。
皆様におかれましては、思ったように行動できず、モヤモヤとした日が続いていることと思います。
しかしながら、自身の行動を考え、感染しないよう心がけることは、大切なことであります。
そのような中、家での時間が増え、また、お盆を迎えますこの時期に、
改めてご先祖様に思いを寄せ、命について考えてみてはいかがでしょうか。
地球上には人間も含め、沢山の生物がいる訳ですが、全て生きています。
ウイルスも目には見えませんが生きています。我々人間は生物の最上位にいると錯覚しがちですが、
決してそうではありません。現にコロナウイルスに翻弄されています。
我々はご先祖様から命を受け継ぎ、今ここに存在しています。
この今ある命以上に大切なものがあるでしょうか。
私の命はひとつですが、沢山の命があったおかげで、今の私の命にたどり着いています。
そして私の命は、これから先の沢山の命でもあるわけです。
ここ何年かは記録的猛暑が続き、記録的な短時間な大雨が各地で観測されています。
夏でもエアコンを使うことが少なかった以前が信じられません。
それだけ地球の温暖化が進んでいることなのでしょう。
今ここで対策しなければ、大変なことになるかもしれません。
この文明社会において、発展発展にばかり奔走し、
自然、環境を破壊してしまったことに対する警笛かもしれません。
我々には重要な役割があります。
それは、次の世代へ命を受け継いで行くこと、生きていくこの地球、
自然を守りバトンタッチしていくことです。
一人一人がこのことを強く意識して行けば、5年10年50年100年後に、
子孫に大切な命とこのかけがえのない地球、
かけがえのない自然をバトンタッチできると信じています。
猛暑が続いておりますので、くれぐれもご自愛くださいませ。